歯科医院が売上・利益を増やすために大事な3つのこと

目次

本日は、歯科医院が売上・利益を増やすために大事な3つのことというテーマでお話しします。

皆さんは、売上・利益を増やすためにどんな施策を打っていますか。

「良い治療を提供していれば勝手に増えていく」
このように考えている歯科経営者様もいらっしゃると思います。

一昔前の歯科経営ではそれでも、口コミが勝手に広がってうまくいきました。
しかし、現代の歯科経営では良い治療の提供だけで勝手に増えるということはありません。

マーケティング施策や業務改善ツールの活用などしなければ売上・利益は増えていかないのです。

「でも、売上・利益拡大だけを狙うと患者さんのことを置き去りにしている気がする」

こんな意見もたまに聞きますが、実は逆です。歯科医院のマーケティング施策や業務改善ツールは単に売上・利益改善だけを上げることを目的とするものではありません。

患者さん一人ひとりのニーズに対応することができるようになるため、長期的な信頼関係を築くことができるようになります。

今回は歯科医院が売上・利益を増やすために大事な3つのことについて、紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。

①WEBから患者さんを集める

歯科医院の経営において、患者数の増加は最も重要な課題です。患者数が増えれば、それに比例して収益も向上しますが、競争が激しい現代においては、単に優れた医療技術を提供するだけでは不十分です。

患者数を増やすためには、一昔前のチラシや看板広告だけではなく、WEBを使って患者さんを集めることも必要になってきます。

新規患者さんの獲得には、インターネット上での情報発信と口コミ評価の向上が鍵となります。

多くの患者さんは、歯科医院を選ぶ際にインターネットで情報を収集し、比較検討します。

そのため、歯科医院のウェブサイトの充実、SEO対策の強化、SNSでの発信などが有効です。

また、患者さんからの口コミを増やすためには、口コミを簡単に書いてもらう仕組みや声がけなども必要になります。

これらのWEB施策で新規の患者さんを集めたら、今度はリコール率を上げる施策を打っていきましょう。

リコール率を上げるためには、定期検診やメンテナンスの重要性を患者に伝え、リピーターになってもらうことが重要です。

ハガキやメールで定期検診を促したり、患者さんのニーズに合わせた情報提供をしている歯科医院も多いと思いますが、実はこれだと見られない可能性が非常に高いです。

日常の連絡ツールとしてハガキやメールは使われていないので、折角送ったのに中身も見られず捨てられているケースも少なくありません。

そこでおすすめしたいのが、LINE公式アカウントになります。LINEは日常の連絡ツールにもなっているので、メッセージを見てもらえる可能性が高いです。

こちらについては過去のコラム記事で詳しく解説しているので、是非そちらもご覧ください。

歯科医院の集患にLINE公式アカウントは効果的?プロが教える3つの運用のポイント 【歯科・歯科医院のLINE公式アカウント】

②デジタル化で業務効率化

現代の歯科医院経営において、効率化は利益改善の鍵とも言えます。

業務効率化として、オンライン予約システムの導入は、患者さんにとっても、歯科医院にとっても良い影響があります。

オンライン予約システムの導入により、患者さんは自らの予約をオンラインで簡単に管理することができ、歯科医院側は電話対応に費やす時間を削減することができます。

さらに、予約の直前に自動的にリマインダーを送信する機能も盛り込むことで、患者さんの来院忘れを防ぐこともできます。

また、患者さんが自身で予約の変更やキャンセルを行えるので、受付スタッフの負担も軽減され、他の業務に集中できるようになります。

受付業務と歯科助手業務を兼務しているスタッフが多い歯科医院では、このオンライン予約システムの導入により、受付業務にかかる時間を削減し、歯科助手としての業務により時間を割くことができるので残業時間の改善にも繋がります。

これにより、全体のサービス品質の向上、患者さんからの信頼と満足度を高めることにも繋がります。

患者さんの利便性を高め、スタッフも働きやすい職場環境になる、そんなオンライン予約システムを活用していない歯科医院は是非導入を検討してみてください。

こちらもLINE公式アカウントを活用して、予約を管理する歯科医院が増えています。
気になる方は過去の記事をご覧ください。

【LINE公式アカウントをさらに活用!】歯科医院でLステップを導入するメリットとは 【歯科・歯科医院のLINE公式アカウント】

③自費診療の強化

保険診療に加えて、自費診療のオプションを充実させることで、利益を改善することができますが、なかなか自費診療に繋がらないというケースも多いと思います。

そこでおすすめしたいのが、ホームページやSNSの活用です。

自費診療に関する情報をホームページやSNSなどのインターネット上で発信することで、潜在的な患者さんにアピールすることができます。

例えば、自費診療の効果や実際の治療例などを写真や動画と共に掲載することで、自費診療に興味を持ってもらうことができます。

このホームページ・SNSで発信する良い所は自費診療に興味がある人の集患にも繋がるということです。

SEOを意識してホームページを定期的に更新することで、検索エンジンで上位表示されWEB検索から歯科医院の存在を知ってもらい、集患に繋がることが非常に多いです。

また、インスタグラムを活用して、自費診療のメリットを発信する歯科医院も非常に多くなってきました。

是非積極的に情報発信をしていきましょう。

まとめ

では今回の内容をおさらいします。

歯科医院が売上・利益を増やすために大事な3つのこととは

①WEBから患者さんを集める
患者数を増やすためには、一昔前のチラシや看板広告だけではなく、WEBを使って患者さんを集めることも必要になってきます。まだ取り組んでいない所は是非WEBを活用して患者さんを呼び込みましょう。

②デジタル化で業務効率化
オンライン予約システムの導入で、患者さんは自らの予約をオンラインで簡単に管理することができ、歯科医院側も電話対応に費やす時間を削減することができます。結果、人件費の改善、スタッフの満足度も上がり、定着率が変わってきます。

③自費診療の強化
自費診療に関する情報をホームページやSNSなどのインターネット上で発信することで、潜在的な患者さんにアピールすることができます。

以上が歯科医院が売上・利益を増やすために大事な3つのことになります。

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株式会社Denis tech

代表取締役社長 田丸 誠人

法政大学在学中にクリニックを経営している会社にインターン。その後、同会社に入社。歯科業界のマーケティングに課題を感じ「歯科経営者の1番のサポーターでありたい」という思いで株式会社Denis techを設立。クリニックの経営で得たマーケティングのノウハウを元に、多くの歯科医院のマーケティング支援を成功させてきた。現在は上場企業と提携しセミナー登壇活動もしている。

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