株式会社Denis techの四ノ宮です。
今回は私が対人関係で悩んでいた過去の経験と、それをどのように克服したかを共有したいと思います。このブログを通じて、周りの方のコミュニケーションを改善し、より良い人間関係を築くためのヒントを提供できれば幸いです。
第1章：過去の自分の問題点
対人関係において様々な問題を抱えていた私は、以下のような具体的な失敗を経験しました。それらの問題点を振り返り、改善の糸口を見つけることができました。
1. 話を聞く態度がなかったこと
プライベートな場面で「目を見て話さない」、「話を聞く態度ではない」と注意されたことがあります。私は自分では内容を聞いているつもりでしたが、相手は話を聞いてくれていないと感じていました。その結果、信用を失い、人間関係にひびが入りました。この経験を通じて、話を聞く態度がいかに重要かを痛感しました。
2. 共感していなかったこと
仕事の場面やプライベートでも、問題解決策のみを提示しても相手が行動に移してくれないことが多々ありました。共感が不足していたため、相手は私に不信感を抱き、仲間意識が薄れてしまいました。このことから、相手に共感することの重要性を学びました。
3. 暗い雰囲気でチームを明るくできなかったこと
チーム内での暗い雰囲気が原因で、上司やクライアントからの信用を失い、結果的にクライアントから解約されるという事態に陥りました。その結果、上司からは営業の仕事を頼まれなくなり、チーム全体にも悪影響を及ぼしました。
4. 相手を軽んじる言動が大きな悲劇につながったこと
社長を侮辱するような行為をしてしまい、会社の人々と友人を巻き込む大きな喧嘩に発展しました。この出来事は、相手を軽んじることがいかに大きな悲劇を招くかを教えてくれました。
第2章：対人関係を改善するために意識したこと
過去の失敗を反省し、どのようにして対人関係を改善するかを考えました。以下の具体的な方法を意識して実践することで、少しずつ改善が見られるようになりました。
1. 話し方の改善
日常会話でも結論から話すことを意識し、PREP法（結論、理由、例え、再結論）を活用しました。これにより、説明が上手くなり、クライアントへの説明が伝わりやすくなりました。特に商談の場では、相手の反応を見ながら話を進めることで、より的確なコミュニケーションができるようになりました。
2. 聞き方の改善
商談の場では、感情移入し相手の反応に集中することを心がけました。その結果、相手が求めていないことを話さなくなり、商談がスムーズに進むようになりました。また、相手の感情を理解することで、より深い信頼関係を築くことができました。
3. 日常の心がけ
笑顔や感謝の気持ちを忘れないことを意識することで、関係に亀裂が入りそうな時でも「ありがとう」と言うことで仲間意識が芽生えました。特に意識していたことは、毎晩寝る前に今日出会った人々に感謝することです。これにより、安心して寝られ、日々のストレスが軽減されました。
第3章：成功体験の共有
改善を重ねる中で得られた成功体験を共有します。これらの体験は、私が対人関係においてどのように成長したかを示すものであり、皆さんにも役立つヒントがあると思います。
1. 対人関係の問題を克服した具体的なエピソード
元々感情を表に出すことが少なかった私が、人間関係に亀裂が入りそうな時に心からの謝罪と感謝を伝え、和解できた経験があります。この経験を通じて、伝わることの難しさを実感し、本心からの感情移入のあるコミュニケーションが取れるようになりました。
2. 他人の立場から物事を捉える能力が役立ったエピソード
クライアントの課題を解決しようとする姿勢が深まり、より良い提案やサービス提供ができるようになりました。この成功体験を通じて、全ての人にはその行動をする理由があることを認め、寛容になることができました。また、様々な視点から物事を見る力が身につき、対人関係において大きな成長を遂げました。
第4章：対人関係で意識すること
対人関係を円滑にするために、日常的に意識するべきポイントをまとめました。これらを実践することで、より良いコミュニケーションが可能となります。
1. 伝え方のポイント
- 相手にとってのメリットを考えて話を聞く
- PREP法（結論、理由、例え、再結論）の活用
- 結論ファーストの重要性と話の構成を意識する
2. 聞き方のポイント
- 感情移入し、相手の反応や感情に集中する
- 拡張話法（感嘆、共感、褒める、質問）を実践する
3. 日常の心がけ
- 笑顔を絶やさない
- 相手の自尊心を満たすこと
- 相手の話を否定せずに聞く
- 相手の顔を見る
- 感謝の気持ちを忘れない
- 盗人にも五部の理を認める姿勢
まとめ
自分の成長と変化を振り返ると、対人関係での悩みが私を強くし、成長させてくれたことに感謝しています。私自身これらの経験を心に留めて置くとともに、皆さんも私の経験を参考にし、対人関係での悩みを乗り越え、より良い関係を築いていただければ幸いです。
