当院で標準使用の高品質インプラントについて 《東京・銀座の歯科 インプラント、ノーベルバイオケア、無痛治療、審美治療、口腔外科》
2016年2月4日
皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
本日は、当院で使用しているインプラントについてお話しします。
現在、全世界で100社以上のインプラントメーカーが存在すると言われています。
そのうち、日本には約40社ほどのインプラントメーカーがあります。
世界では、ノーベルバイオケア社(スウェーデン)とストローマン社(スイス)のインプラントが世界シェアの4割近くを占めています。
実際、日本国内においても、この2社のインプラントは多く使用されています。
よく低価格インプラントで流通しているものではワンピースタイプインプラントや、
国内メーカーによるインプラント、
その他、韓国製、中国製のインプラントも多く使用されています。
当院ではインプラント治療の祖であるブローネンマルク教授が研究・開発を行った
ノーベルバイオケア社のインプラントを使用しています。
以下、ノーベルバイオケア社より抜粋。
『 1965年にスウェーデンのブローネマルク博士により、
世界で初めて骨と結合する近代インプラントが歯科医療に臨床応用されました。
それは従来の治療方法とは大きく異なる、画期的な治療方法でした。
ノーベルバイオケアはブローネマルク博士が発見した骨と結合する近代歯科インプラントを
世界で初めて製品展開した、インプラントシステムのパイオニアです。
1950年代、スウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士の研究チームは
微小循環(血液の流れ)に関する基礎研究を行っていました。
治療の経過を観察するため、動物の体内にチタン片を埋め込んだところ、
研究の終了後、このチタンが骨から取り外せなくなっていました。
この現象に興味をもったブローネマルク博士は大規模な研究を開始。
チタンが骨組織と特殊な方法で結合する過程を明らかにし、
これをオッセオインテグレーション(骨結合)と命名しました。
さらに博士は、長期間にわたる研究を経て、
1965年より歯科分野でインプラントの治療をスタートさせ。
以来、歯科インプラントは全世界で数千万人の患者に使用されています。』
現在世界には数多くのインプラントが存在しますが、ノーベルバイオケア社のインプラントは
長年の歴史と成果の背景があり、
皆様に最も安心して使用できるインプラントブランドの一つだと考えています。
歯科インプラントの構造においてもノーベルバイオケア社のインプラントはトラブルも少なく、
治療後の長期予後も良好に得やすい2ピースタイプのインプラントを基本としています。

ノーベルバイオケア社製インプラント
2ピースタイプインプラントとは
骨の中に入るフィクスチャーと呼ばれるネジの部分と、
そのフィクスチャーに接続されるアバットメントと呼ばれる土台部分の
2つのパーツにわかれています。
この接続は、初期から存在するインプラントとアバットメントの接続部位が
凸になっているエクスターナル接続よりも、
凹になっているインターナル接続の方が、ゆるみにくく、
取り扱いやすいことが近年解ってきました。
そこで、2003年頃にインターナル接続のインプラントが開発されました。
しかし、エクスターナル接続もインターナル接続も、
フィクスチャーとアバットメントをネジの力だけで止めるバットジョイントと呼ばれる
単純な接続方式になります。
バットジョイントのような単純な接続では物を噛む力によりアバットメント自体が揺さぶられ、
微細な隙間(マイクロギャップ)ができてしまい、
その隙間から細菌がインプラントの内部に出入りしてしまいます。
口腔内に存在する細菌の大きさは約2μm程度なため、
マイクロギャップからインプラントの隙間に入り込んだ際に
インプラント周囲の炎症や骨吸収の原因(インプラント周囲炎)に繋がる言われています。
そして、更にインプラントの研究・開発が進み、
そのマイクロギャップをつくらないコニカルコネクションという
接続でインプラントとアバットメントの隙間を閉じることの出来る
インプラントが作られました。
当院で使用しているノーベルバイオケア社のインプラント『ノーベルテーパードCC』は、
コニカルコネクションタイプの最新インプラントです。

ノーベルテーパードCC
コニカルコネクションの感染防御性や、インプラント歯肉移行部の組織再現性、および審美性。
また、天然歯根の形状が付与されたテーパード・ボディは
高い初期固定を得るためにデザインされています。
「ノーベルテーパードCC」のその他の特徴として、
1. 柔軟性の高い補綴(上部構造)修復
2種類の補綴連結様式を可能とし、通常のアバットメントにも、
インプラント ブリッジにも適応。
2. 周囲組織を最大限に維持
プラットフォーム・シフティングが採用された頚部デザインにより、
良好な周囲組織の維持と自然な審美性を実現。
3. 確立されたコンセプト
天然歯根の形状が付与されたテーパード・ボディは、
すべてのインプラント術式においても高い初期固定が実現。
4. 密着性の高い連結部
アバットメントの連結部はヘキサゴナル(六角形状)・インターロッキングを備えた、インターナル・コニカル・コネクション。
密着性に優れ、高い機械的強度を有します。
コニカルコネクションのインプラントは、従来のブローネマルク・インプラントと比べて、
インプラント周囲の骨の吸収が少ないことがわかっています。
コニカルコネクションインプラントで骨吸収が少ない理由は、インプラントとアバットメントの接続部分が骨の上(歯ぐきのレベル)にあるからです。
インプラントとアバットメントの接続が歯槽骨近い場所にあると、インプラント周囲の骨が吸収しやすいことが近年の研究で解ってきました。
歯ぐきのレベル(ティッシュレベル)に接続部分があると審美的な治療をしにくいことが欠点ですが、骨の吸収が少ないことは利点となります。
最近のインプラントは、アバットメントとの接続が骨のレベルにあります
(ボーンレベル・インプラント)。
歯ぐきの厚みは約2~3mmありますが、この約2mmの歯茎の厚みを利用して、
断面が円のインプラントの形を歯の形に近づけます。
ボーンレベル・インプラントでは、歯ぐきの厚みを利用して、断面が円のインプラントの形を天然の歯の形に近づけることができます。
そのためには、インプラントとアバットメントの接続は骨と同じレベルにないといけません。 しかし、接続面を骨と同じレベルにすると、周囲の骨が吸収してしまいます。
それを解決できるのが、プラットフォーム・スイッチングです。 プラットフォーム・スイッチングとは、アバットメントの直径をインプラントの直径よりも小さくすることです。
そうすることで、接続部を骨から遠ざけ、また、その部位に軟組織(歯肉の自然な形態を付与することが可能なため)
骨吸収を防いでいます。
当院ではこのような歴史と先端の技術を兼ねそろえた
インプラントを使用し、
患者様に長期に渡り安心して使用して頂けるインプラントを標準使用しています。
インプラント治療は、歯科治療の総合力が試される治療法です。
しっかりとした診断、および治療計画に基づいた治療を提供することが
非常に大切だと考えます。

ノーベルバイオケア社からインプラントサティフィケートとして贈呈されました。
インプラント治療を検討されている方や、詳しく説明を受けてみたいという方は
お気軽にご相談ください。
IMCAS に参加してきました。 《東京・銀座の審美歯科 美容、セラミック治療、審美治療、ヒアルロン酸、ボトックス》
2016年1月30日
皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
先日、美容外科・美容歯科に関する学会に参加してきましたので報告します。
IMCAS(International Master Course on Aging Skin)
とは毎年1月にパリで行われ、ヨーロッパを中心に世界各国からドクター達が集まり、
多くの最新研究発表が行われる美容、アンチエイジングの世界的な学会です。
先日そのイムカス(IMCAS)がパリで開催する美容医療学会が
パリ、東京、台北の3都市を繋ぎ、ライブ手術中継を行い
「IMCAS LIVE ANATOMY in TOKYO」を
UDXカンファレンス秋葉原で開催するとの情報を得たので
最新の美容情報を得るために参加してきました。

午前10時半~16時45分 までは、有名美容外科のドクターによるハンズオンセミナーで
主にヒアルロン酸や、ボトックスの注入の講義やメソセラピー、スレッドリフト、最新ニキビ治療など、、。
ハンズオン、ライブオペが開催され、
日ごろの診療での注意事項の再確認や、新たな手技、最新の情報のアップデートを
してきました。(スレッドリフト、ニキビ治療は歯科の領域ではありませんが、、。)
日本の美容形成外科の先生の施術を目の当たりにすることができて、とても勉強になりました。
そして、17時半~20時までのメインセッション
「IMCAS LIVE ANATOMY in TOKYO」が開催されました。
これは実際の患者様に施術を行っている間、身体の中でどのような反応が起こり、
解剖学的にどの部位に適切に治療が行われているのかを
実際の患者様と、カダバー(解剖用献体)を用いてリアルタイムに両者の処置を行うという
とても貴重な発表になります。
東京、台北の先生はそれぞれ症例の発表を行い、
合併症の危険性や対処法などを学びました。
イタリア、フランス、スペイン、アメリカの先生は実際の患者様への施術を行うとともに、
同時中継で
献体の解剖を行い、献体に対し、同様の処置を行い
施術部位への留意点を解説するという内容でした。
基本的にヒアルロン酸などの注入療法は皮膚の中に針を刺す盲目下での治療になります。
そのため、解剖学的な知識と治療の手技及びセンスがとても重要となります。
私自身このような形の学会に参加したことは初めてで、
(実際このような形式の学会は日本初との事でした。)
改めて、美容歯科の治療を行うということの重要さを再確認し、
気持ちが引き締まる思いをしました。
一般歯科治療、審美歯科治療、インプラント、
美容歯科治療など学ぶことは沢山ありますが
今後もしっかりと勉強を行い患者様に、より安全に、
そして満足してもらえるような治療を行える様に研鑽して参りたいと思います。
歯科衛生士ブログ始めました。 《東京・銀座の歯科医院 クリーニング、ホワイトニング、デンタルエステ、リップエステ、美容、審美歯科》
2016年1月29日
初めまして。

当院は開業してから2年が経ち、
患者様の人数も増えてきています。
素敵な患者様ばかりで
いつも感謝しております。
ありがとうございます
そんな大切な患者様の少しでも


気持ちが良かったと眠ってしまう方が
殆どで、満足してお帰り頂いてます
デンタルエステを取り入れてない
歯医者もまだ多いので
経験したことがない方もいると思います。
今後は主に予防に関して、
またデンタルケア、デンタルエステ、
ホワイトニング、美容 についてなど
更新していきます
興味がある方は是非また見に来て下さいね
患者様の歯の健康を維持できるよう、
これからもサポートさせて頂きたい
と思いますのでよろしくお願い致します
セラミック治療をお勧めする3つの理由 《東京・銀座の歯医者 セラミック治療、審美歯科、審美治療、セラミック、無痛治療、無痛歯科、短期治療》
2016年1月18日
皆様こんにちは。
マキデンタルオフィス銀座
院長の今村真樹です。
本日は当院で一番行っていると言っても過言ではない
セラミック治療についてお話しします。
今回はとてもボリュームのある内容のため、まとめ形式で記事にしてみました。
それでは、、。
《 当院でセラミック治療をお勧めする3つの理由 》
① 『審美歯科治療に最適。』
オールセラミックは非常に透明感があり、人工の歯ということが分からないくらい
白くて艶のある綺麗な材質です。
健康保健で使用される歯や、昔からあるメタルボンドと言われるセラミックでは
金属を使用しているため、透明感が無く、
装着後、歯と歯茎の間に薄い影を作ってしまいます。
また、金属イオンが口の中に溶け出し、メタルタトゥと呼ばれる歯茎の色の黒ずみを引き起こす
原因となってしまいます。
よく、笑った際に歯と歯茎の境目が黒くて気になると相談を受けることがありますが、
殆どがこの理由です。
[保健の前歯で歯茎に色素沈着してしまった例]
セラミック治療で黒い境目を直した後にも、
歯茎に染み込んでしまっている黒ずみに対してはレーザー治療で
色素の除去することもあります。
当院で使用しているセラミック歯は精度、強度、審美性の条件を持った
良質なセラミックを提供しています。
[セラミック治療後]
また、作成されるセラミックのグレードも3タイプから選ぶことができますので。
患者様のニーズに合ったセラミックを選択して頂けます。
② 『身体に対してとても安全な材料。』
銀歯や、保険の前歯などに使用される金属はお口の中に入ると最初、何となく酸っぱい様な味がします。
それは金属の成分が唾液に触れてイオン化し口の中に溶け出しているためです。
この銀歯は常にイオン化して金属成分が溶け出ています。
人によってはこの銀歯が原因で金属アレルギーとなる事があります。
健康保険で使用される銀歯は一口に【銀歯】と言っても、
金、銀、銅、パラジウム、スズ、亜鉛、イリジウム、インジウム
といった様々な金属が混ぜられていて、
材質としては非常に不安定な素材です。
さらに、義歯で使用されている金属には、コバルトやクロム等も使用されています。
よくある話ですが、今まで銀歯を入れていても問題なかったのに、
新しく銀歯の治療を追加したら
金属アレルギーの症状が出てきた。という相談も受けることがあります。
これは、花粉症のように体のアレルゲンに対する許容量が
限界を超えてしまったことが原因であると考えられています。
セラミック歯は自然にある成分で作られている為、
金属のように唾液で溶け出したりせずとても安定しています。
人工関節など身体の中に入れても問題なく使用出来、
生体親和性が高く医療の分野で幅広く使用されている体に優しい素材になります。
③ 『汚れがつきにくく虫歯になりにくい。』
せっかくセラミックの歯を入れても虫歯にならないか心配と思ったことはありませんか?
オールセラミックの表面は天然の歯と比べても、より滑沢でプラークなどの
歯の汚れが付きにくくなります。
当然セラミック自体が虫歯になるということはないのですが、
着色や、バイオフィルムといわれる歯の黄ばみも起こりにくい材料です。
更に、セラミックと歯の隙間からの虫歯にもなりにくいという特徴があります。
虫歯の発生は歯と詰め物の隙間から起こる事が非常に多いです。
それは詰め物の強度や安定性に問題があります。
口の中は酸性やアルカリ性など、phの変化が激しく、熱い食事や冷たい飲み物を飲んだり非常に過酷な環境です。更に、1日最低でも3食、食事で咀嚼を行い、歯には強い負荷がかかっています。
その中でオールセラミックは銀歯のように錆びたり、プラスチックのように急激に劣化したりしない強度と精度。そして安定性を持っているため
詰め物の周囲から生じる2次齲蝕になりにくい材質と言われています。
ただし、安心して歯磨きやクリーニングを怠ると、ほかの天然の歯と同じように
歯の寿命は短くなってしまいますので、やはり定期的なメンテナンスは必要となります。
④ 最後に、、。
当院のオールセラミックは全てコンピュータで設計され、高い精度で作り出されます。
更にはセラミック歯の作成にはセラミストと呼ばれる専門の技工士が顕微鏡を使用し、
チェック、最終仕上げを行い、患者様それぞれの歯の状況に合った精密な歯を作成します。
そのため、歯を入れた後でも長期にわたり使用できる歯を提供しています。
今回は非常に長い記事になってしまいましたが、まだまだ膨大な情報の一部です。
それではこれからも皆様に安心して治療を受けて頂くために
情報発信を行って参りますので、よろしくお願い致します。
目立たない歯科矯正治療《インビザライン》について 『東京・銀座の歯医者 インビザライン、矯正治療、審美歯科、セラミック、無痛治療、インプラント』
2016年1月8日
皆様こんにちは
《インビザライン》を紹介したいと思います。

従来の矯正治療で必要であった金属のワイヤーを歯に固定する必要がなく、
透明でほとんど目立たなく、周囲に気づかれにくい矯正が可能となった
マウスピース型の矯正装置です。
インビザラインは、1997年、アメリカ・カリフォルニアのアライン社により開発された矯正装置で、現在、米国、カナダの矯正医の約7割がこのシステムを用いて治療を行なっています。
特に、自分でマウスピースを脱着できる事が特徴で、食事や歯磨きの際にはご自身で外すことができるというメリットがあります。



今まで下の写真の様に目立ってしまっていた金属の矯正装置が
透明のマウスピースをすることによって目立たなくなっています。

<左:インビザライン装着時 右:通常のブランケット+ワイヤーによる矯正治療>
実際には
現在の歯列の状態を診察させていただき、インビザラインの適応かどうかを判断します。
次に、患者様の現在の歯と顔貌の写真を撮影し、
精度の高いシリコンの材料で歯型をとり、
カリフォルニアに送付します。
送付した歯型をもとにコンピューターで3Dスキャンニングを行い
ドクターが診断ソフトで歯の移動をシミュレーションしていきます。


インビザラインの特徴として、初回の型取りのみで
治療開始から治療後までのマウスピースが全て仕上がってきます。

患者様には2週間に一度のペースで新しいマウスピースに交換していただき、
約月1回の来院で歯の移動のチェックを行います。
従来のマウスピース矯正ではその都度新しいマウスピースの作成のための型取りが必要なため
若干煩わしさがありましたが、インビザラインでは、患者様の負担を大きく軽減することが
可能です。
もちろん
私自身インビザライン社の研修を受け「インビザラインドクター」の
認定を受けておりますので、安心して治療を受けて頂けます。

目立たない矯正治療「インビザライン」で
春の新生活に向けて綺麗な歯並びを手に入れては如何でしょうか?

また、治療期間・費用に関しましては各々の歯並びの状態により変動いたしますので
まずはお気軽にご相談ください。